姫路城が見られない今こそ、書写山圓教寺!(後編) |
森を抜けると、大講堂、食堂、常行堂がコの字型に並ぶ広い場所に出る。
ここです、ここ。ラストサムライで登場した場所。
食堂(じきどう)といって、修行僧が寝食につかう建物だ。長さ40mで2階建て。
中では写経もできるぞよ。
食堂は2階に上がることもできて、ここの居心地の良さもまた最高。
大講堂を眺めながら静かに佇んでいると…、突然ザーッと大雨が!
メインの建物は回ったけど、せっかくなので境内をぶらぶらしておこう。
おお、いい感じに苔むしとーで。
奥の小さな池には、泡の卵で有名なモリアオガエルのオタマジャクシ! 実は小さい頃からカエルが大好きなので、こういうの見るとたまらんね。すくって持って帰りたくなるけど我慢だ。
奥へ進むと、参拝者の姿もあまり見なくなる。
展望公園から播磨の平野や連なる中国山地が見渡せる。
一通り見たから、ぼちぼち下山していこう。夏の緑の中を歩くのは本当に気持ちがいい。それが古くから守られて来た信仰の山ならなおさらだ。ジョンレノンなら…(以下略)
途中にお地蔵様が並ぶ一角があった。嵯峨野の愛宕念仏寺みたいだ。
最初に見た摩尼殿の前まで戻り、はづき茶屋で休憩。
暇に任せたお店のおばちゃんたちの井戸端トークを粉砕し、冷茶セットを注文じゃ。
麦茶を飲むともう、どうにも夏だ。あー、たまらんな。
店の前の池のかわいい鴨の子ども。
あとは楽チンにシャトルバスに乗り、ロープウェイで山を下りるだけ。
予想を遥かに上回る素晴らしさだった姫路の穴場、書写山圓教寺。
境内にはやたらとイロハカエデがたくさんあったので、紅葉はものすごいことになりそうだ。人も多いだろうけど、こりゃぜひ再訪せねばならんね。
(おまけ)
姫路の郊外で見つけた謎の店。TV喫茶って、なんや?
姫路界隈を車で走ってると、どうにも逸脱したセンスのお店をやたら見かける気がするんだけど。気のせいでしょうか?
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