名古屋&岡崎を歩く(3)八丁味噌の聖地&グレートなる家康公 |
カルチャーショッキングな濃厚味噌おでんでお腹いっぱい。
せっかくの18きっぷなので最寄りのJRの駅、千種駅まで少し歩こう。
ここからもまたおんなじような名古屋的嫌がらせ巨大道路が続く。
やっぱり白壁のような場所はレアな存在なのだろう。
あらレトロな喫茶店…
大都市だからもちろん今風のオサレなカフェもいっぱいあるんだけど、そこら中にある街の古い喫茶店の方がよっぽど市民に愛されている感じがする。
しかしこのお店、「みそかつ定食」の旗が立ってるあたり、やっぱり名古屋全開だ。
汗ダラダラ流しながら駅に着いて、千種から金山で東海道本線に乗り換えで電車に揺られながら路線図を見ているうちに、
「あ、岡崎でも行ってみるかな」
と思いついて予定変更。
こういうフレクシブルな対応ができるのが18きっぷのいいところだ。ありがとう、JR。
ついでに言うけど、お願いだから「秋の乗り放題パス」の「3日連続」のくくり、やめてくんないかなあ。値段上がってもいいから。
…まあいいや。
30分くらいでJRの岡崎駅に着くが、観光エリアからはやや遠いので構内で愛知環状鉄道に乗り換えて「中岡崎」へ。
岡崎と言えば、やっぱり八丁味噌ということになる。
尾張名古屋の名物のようになっている八丁味噌グルメも、本家本元はこの三河の岡崎なのだ。
余談だけど僕の岡崎出身の友人は昔「愛知だけど名古屋と一緒にしてもらっちゃ困るんだ」みたいなことを言っていた。たぶんこっちにはこっちの色んな思いがあるんだろう。よく分かんないけど。
八丁味噌の蔵が並ぶ八丁蔵通りは駅から歩いてすぐ。
このあたりはかつてNHKドラマ『純情きらり』の舞台になったらしく俳優の手型が所々にある。これは室井滋さんのもの。それより奥で犬と一緒にくつろいでるおじさん、いいですね。
八丁味噌の会社。
ここからが八丁蔵通り。
来る前は大したことないんだろうなんて(奈良の大和郡○や滋賀の彦○などでガッカリしたことがあるので)思っていたけど、これが予想外になかなか良かった。今回の旅で愛知県の株が上がったぞ。
さっき濃厚な味噌おでんを食べたとこだから親近感もひとしおである。
おまけ
宮崎あおいさんの手型。
特にファンじゃないけど一応触っておこう。すりすり。
プチ感動の八丁蔵通りを抜けて、次はお城のある岡崎公園を目指す。電車からも天守閣が見えたからじゅうぶん徒歩圏内だ。
味わいもへったくれもない新市街の道路。日本はなんでこうなっちゃったかなあ…
お城への入り口。
城内の自販機は徳川家康!
そう、岡崎城はかの大御所様の生誕の地なのである!
というわけで岡崎での家康びいきはかなりのものらしい。ここへ来るまでに僕もそこかしこで家康の文字やイラストを目にした。なんだか某半島の将軍様ばりの崇拝ぶりだ。僕はどちらかというとアンチ徳川家なので「ふうん…」って感じだったけど、そのプッシュぶりはなかなか興味深かった。
グ、グレート家康公…
最近流行のイケメン武将パフォーマンスのようだ。
つづきの岡崎城の天守閣は次回に。
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