カナダ・ビクトリア生活&観光(19)サーモンラン(鮭の遡上)を見に行こう |
Lighthouse Student Centreという留学エージェントのページで、このブログを紹介していただいた(ありがとうございます)こともあり、またこれからちょくちょくビクトリアのことを記事にしていこうかと思う。facebookページも絶賛更新中なので、良かったらフォローしといてね。
さて。
以前の記事でサーモンフィッシングについてはご紹介したけれど、今回はとりあえず鮭だけでも見たいという人のためにサーモンランの話題を。
秋が深まる頃、バンクーバー島の川では鮭の遡上が始まる。鮭の遡上なんて日本ではなかなか見られない(というか、生きている鮭を見ることなんてほとんどないだろう)ので、せっかくカナダにいるのならぜひ見ておきたい。ビクトリア近郊ではゴールドストリームなんかが有名だけど、あの場所は車がないとちょっと行きづらいのが難点。
「車なんかないし、連れて行ってくれるカナダ人の友人もいないしなあ」という留学生のあなた、諦めるのは早い!
スークなら、ダウンタウンからバスで行けるのだ!
ルートとしてはこんな感じ。
まずラングフォードまで出て、50または61系統に乗り換えて、トータル1時間ちょっと。
不安なら、運転手にSooke Riverで下りたいと伝えて教えてもらうといいかも。周辺では一番大きな川なので分かるはず。
ここからはスークのコミュニティ。
連れて行ったシェアハウスの友人も大興奮。
産卵のために川をさかのぼっているので、身体は結構傷だらけ。あとひとふんばり、頑張れ〜
スーク川周辺の森も楽しい。
カカカカカ、と何かを打ち付けるような音が聞こえるので見上げてみると、なんとキツツキが!
頭の赤いウッドペッカー、かわいいね。
この地域はWest coastならぬ、Wet(湿った)coastと言われるほど湿潤な気候で、独特の温帯雨林が広がっている。深呼吸すると身体が浄化されていくような。
高台に上がると、川には力つきた鮭たちの亡骸と、それを食べにやってきたたくさんのカモメたちが見える。もうディスカバリーチャンネル状態。
見ていると、なにやらカッコいい猛禽類が飛来。なんていう鳥だろう?
そういえば、サーモンフィシングの記事で紹介したように、このあたりには巨大なハクトウワシも生息している。運がよければ見られるかも。
という感じで、スークはバスで来てもこんなに自然を楽しめます。
鮭の死骸だらけの時はまあアレだけど、それ以外の季節にはサンドウィッチなんか持ってピクニックに来るのもおすすめ。ただ、サーモンフィッシングの時に僕が遭遇したように、ブラックベアが出てくることもあるので、ひとりぼっちで森へは入らない方がいいと思う。彼らの生活の邪魔をしないように、自然への礼儀を持って行きましょう。
おわり
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