大阪・中崎町を歩く(後編) |
歩き回って気がつくと、また同じところに来ていたりする。
子どもの頃にこんな街に住んだら楽しいだろうな。

今や大阪でも珍しくなった長屋。
シェアハウスが日本でも流行り出しているけれど、ひとまわりして再びこういう「雑居」に帰ろうとしているようで面白い。

そして長屋から視線を上げると、すぐそこまで迫る梅田の再開発の波。
日本最大級のターミナルの徒歩圏内で、こんな町が今の今まで残ってきたことが、僥倖と言うべきかも知れない。

古い建物を利用すると、お店も何割か増しで魅力的に見えてくる。
古い民家がオシャレになるだなんて、バブル期には考えられなかった発想だろうな。

これもカフェ。

これもカフェ(閉まってたけど)。

吉美苑…何だろう?
アパートかな。それにしても昭和ムード満点なり。

あちこちに雑貨店。


雑貨屋&カフェデートを満喫する文化系カップルたちの眼前に突如現れる怒濤の生活感!

いい感じの建物を発見。
お菓子屋が入ってたり、アングラっぽい劇団とかのポスターが貼られてたりして面白い。


以上、中崎町はこんな感じでした。
何度も同じようなことを言うようだけど、猥雑でうるさい梅田から徒歩圏内で、これほどゆったりできる場所もないだろう。特に、頭の悪そうな若者たち(ごめんね)がうじゃうじゃたむろしているHEP周辺なんかから来ると、中崎町なんてほとんど楽園だ。
ああいう梅田のテンションに馴染めない人たちが、くつろげる場所を求めて中崎町に集まってくるのだろう。こうして見ると大阪って、あらゆるタイプの人に合った街がちゃんとある。ま、それが大都会ということなんだろうけど。
街を歩いていると例の選挙ポスターが。

晩ご飯に食べた某有名店のねぎ焼。

おわり。


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